同窓会からのお知らせ

2025年度 基調講演会・総会・懇親会が開催されました

 2025年5月25日(日)、基調講演会・総会が工学部キャンパス内 総合研究棟(W2棟)1F 101教室で、会場・オンラインのハイブリッド形式で開催されました。
 ハイブリッド形式の開催に支援いただいた高村研究室の学生に感謝申し上げます。
 
 基調講演会は、会場35名・オンライン34名の計69名(内 同窓生33名、在学生34名、他2名)にご参加いただきました(写真1)。
 

写真1 講演会場の様子
写真1 講演会場の様子
写真2 講師の佐藤先生
写真2 講師の佐藤先生

   
 講師の佐藤敏郎先生(写真2)は、昨年度まで信州大学航空宇宙システム研究拠点の拠点長を務められ、同拠点が2025年4月より次世代空モビリティシステムの教育研究を国内外の機関と連携して積極的に推進する新たな組織「信州大学社会実装研究クラスター 次世代空モビリティシステム研究拠点」へと発展的に展開しております。また、佐藤先生は、今年3月まで工学部電子情報システム工学科教授であり、4月よりこの新拠点の特任教授となられました。
 
 講演会では「航空宇宙システムから空モビリティシステムへ ~信州大学航空宇宙システム研究拠点の活動を振り返って~」と題し、自己紹介の後に、本学部の前身で昭和18年に設立された長野工業専門学校の5学科に、機械科、精密機械科、電気科、通信工学科と航空工学科もあったことが紹介されました。さらに、信州大学航空宇宙システム研究拠点について航空システム部門・宇宙システム部門・基盤技術部門・人材育成部門の四つの部門について詳しく説明の後に、「2025年度以降に向けて~航空宇宙システムから空モビリティシステムへ~」について、熱くご講演をいただきました。
 ドローンや空飛ぶクルマによる「空の移動革命」が世界的な潮流になりつつあり、信州にも「空の移動革命」を行うために、2023年9月に長野県を事務局とする信州次世代空モビリティ活用推進協議会が設立されて、ご自身がこの会の会長となって、民間企業・団体125社を含む161団体の体制で取り組んでいることを報告いただきました。この中で、山岳高地や冬季の低温環境など厳しい自然環境の信州で空モビリティを社会実装する意義などの説明もありました。
 さらに、新しい研究拠点での組織や令和7年度の文部科学省概算要求に残念ながら不採択となったが、再挑戦することなどを説明いただき、卒業生の皆様への支援を求めて講演を締めくくられました。
 
[参考]次世代空モビリティシステム研究拠点URL:
    https://www.shinshu-u.ac.jp/institution/surcas/
 
 
 総会(写真3)は、同会場・同形式で、会場25名・オンライン7名計32名の出席のもと開催され、すべての議案について審議の後ご承認をいただきました。
 
 懇親会は、会場をシャトレーゼホテル長野に移し21名が参加されました(写真4)。香山瑞恵工学部長と大久保圭事務長の大学関係者もご出席いただきました。香山工学部長の挨拶(写真5)に続いて乾杯のご発声をいただき、対面での懇親と歓談の時間となりました。
 
 
 

写真3 総会で挨拶する清水会長
写真3 総会で挨拶する清水会長
写真4 懇親会の様子
写真4 懇親会の様子

 
 

写真5 懇親会で挨拶する香山工学部長
写真5 懇親会で挨拶する香山工学部長

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